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【偽】Armor 2.0 RDA


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ども、トヲマス(@vaperthomas)です。
今回の記事はこちら。


Armor(アーマー)2.0 RDA クローン レビュー

個性的なエアフローコントロール機構を備え、シングルビルド用にリデューサーを付属させたマレーシア産の高級RDAであるArmor 1.0 RDAの正統な後継機…の、クローンですねコレは。

コレは3Fvapeで購入しました。正規品はFacebookの販売グループに加入して抽選に参加したりする必要があったり無かったりするので、入手難度は高めでお値段も相応。

Armorシリーズの魅力は、やはり佇まいの美しさでしょうか。シンプル過ぎず、さりとてゴテゴテし過ぎてもいない『丁度いい』プロダクト感が購買意欲を刺激するのでは無いかなと感じます。

そんな魅力をクローンは再現出来ているのかどうか。

では、見ていきましょう。

✳︎注意✳︎
クローン品(コピー品)の記事です。
この記事は自身が入手した製品個体のみに言及するものであって、他の個体の品質を保証するものではありません。
製品の不良などにより、万が一、事故などが発生した場合においても、当方及びクローンメーカー、販売元で責任を負う事は出来ません。
また、この記事及び当ブログにはクローン品の購入・使用を推奨する意図は有りません。

詳細

Armor 2.0 RDA
オリジナルメーカー:ARMOR MODS
クローンメーカー:SXK

全高 26mm(ドリチ込み、接続部除く)
外径 22mm
重量 約40g
材質 ステンレス
接続部 510スレッド
デッキ部 2ポストシングルポール
ビルドタイプ デュアル対応
エアフロー サイドエアフロー無段階調整
ドリップチップ 独自規格(510変換なし)
付属品 Oリング、イモネジ、BFピン、ミニレンチ


付属品は少なめでシンプル。BFピンが付属しているため、スコンカーに搭載しての運用が可能です。

ドリップチップが独自規格、かつ付属品に510ドリチ変換アダプターが存在しないため、ドリップチップを無くすと使用不能に陥ります。これは正規品でも同様らしいので、ご注意を。

外見


Armor 1.0 RDAよりも外周の溝が増えた分、見た目的にやかましくなっていますが、全体的なシルエットは概ね同じ。


ドリップチップはノーマルなストレートタイプ。


溝に隠れていますが、エアフローホールが対角線上に2箇所あります。


底部にはメーカー名やシリアルなど。デッキ部とトップキャップの噛み合わせに妙な凹凸が見えるかと思いますが、これについては後述します。


ポジピンはそこそこ出ている方かと思われます。

バラす


ドリップチップの接続は、ドリチ側にOリングがあるタイプ。


トップキャップ裏側は、そこそこ綺麗に処理されている感じ。


トップキャップは3つのパーツで構成されており、トップのネジパーツを外すことでエアフローコントロールリングを着脱可能


トップキャップにはT字方向にエアホールが開いており、シングルビルド時のエアフローに対応しています。

トップキャップとデッキ部の凹凸は、エアフローホールの方向を調整するもの。凹凸が噛み合うよう左右一杯にトップキャップを回すことで、コイルに正対するホールを選択可能となっています。

よく出来た仕組みだとは思いますが、操作性はお世辞にも良いとは言えない為、エアフローコントロールリング側に3方向のホールを開ける方が良かったのでは、と思ってしまいます。


デッキ部は『マイクロコイル以外ゼッテー許さねぇ』との意気込みを感じさせる独特のもの。自由度はありませんが、悩む必要も無いので運用は楽チンです。

ちなみにBFピンを使用した場合、リキッドは矢印の穴から供給されます。


付属のリデューサーは、正規品に比べて薄い色合いの樹脂製パーツ。素材は不明。


リデューサーはピッタリはまって、シングルビルド時の余分な内部空間を無くしてくれます。

全体的に工作精度も高く、パーツの噛み合わせも良好ですが、Armorの特徴である赤色Oリングは再現されていませんね。

ビルドしてみる


カンタルA1/24G/2.5mm径/7Lap(0.51Ω)
せっかくなので、リデューサーを使用してシングルでビルドしました。コイルレッグの処理も含めて、ビルドはスゲー簡単です。

なお、コイルレッグがポール側面から出てしまうとリデューサー装着時に干渉してしまうので、ここだけは注意して処理する必要があります。


ジュースウェルはシンプルな作りなので、コットンレッグを梳いたら素直に下へ流します。


Modは安定のiStick Pico 75W、リキッドはHiLIQの紅茶リキッドをチョイス。

20W〜25Wあたりで頂いてみましょう。

吸ってみる

超シルキィー。

リデューサーとエアフローコントロールが効いているらしく、ミスト量に見合ったウマいエアー量であると感じます。

サイドエアフローの割にミストは素直に立ち上がってきており、圧縮されたシルキーミストがたまらなくウマい。

RDAの割にミスト温度は高くなり難く、だからと言って高めのワッテージでチェーンするとトップキャップが割と熱くなるのが欠点と言えば欠点でしょうか。ドリチが専用品なので、発熱をドリチで対処できないのがちょっと苦しいですね。

なお、ドリチから適当にドリップしても、エアホールからドロリする事はありませんでした。

総評


デザインも良く、サイドエアフローの中ではかなりウマいと感じます。味の解像度もRDAにしては高めであり、複雑系のリキッドに合うのではないでしょうか。

ただ、独特なエアフローコントロールの操作性が悪く、エアホールの開き具合も確認し辛いため、プチストレスがたまります。また、シングルビルドを狙ったつもりが、シングル用エアホールとは逆の方向にビルドした時などは、かなりストレスマッハとなりました。

ビルド自体の難易度は低めでシングル/デュアル両対応、セッティングも悩まずに済むとあって、リビルドに慣れてきて最初に手を出す高級アトマイザーとしてもオススメ。

もちろん、購入は正規品をお勧めします。

ではでは。

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こちらのRDAの旧作もレビューしています。あわせてご確認下さいませ。