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【偽】Femto BF RDA


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ども、トヲマス(@vaperthomas)です。
今回の記事はこちら。


Femto(フェムト)BF RDA クローン レビュー

Pico RTAで知られるYellowKissとPromist Vaporがタッグを組んで生まれた、BF対応RDAでありながらもボトムエアフローを搭載したアトマイザー…の、クローンです。

こちらは3Fvapeで購入しました。

このアトマイザーの特徴は、先に述べた通りボトムエアフローであること。BF対応アトマイザーは中空になったポジティブピンからリキッドチャージされる構造上、殆どがトップかサイドからのエアフロー構造を採用しています。

対してFemtoは、一般に味が良くなると言われるボトムエアフローを採用して、フレーバーを重視した構造を追求しています。

しかし、どんなに味が良くても、取り扱いや耐久性に難があっては意味がありません。

ハイエンドアトマイザー(の、クローン)は、どのようなポテンシャルを秘めているのか?

では、見ていきましょう。

✳︎注意✳︎
クローン品(コピー品)の記事です。
この記事は自身が入手した製品個体のみに言及するものであって、他の個体の品質を保証するものではありません。
製品の不良などにより、万が一、事故などが発生した場合においても、当方及びクローンメーカー、販売元で責任を負う事は出来ません。
また、この記事及び当ブログにはクローン品の購入・使用を推奨する意図は有りません。
上記をご理解頂いた上での閲読をお願い致します。

詳細

Femto BF RDA
オリジナルメーカー:YellowKiss & Promist Vapor
クローンメーカー:Vapeasy

全高 22.5mm(ドリチ・接続部除く)
外径 22mm
重量 約36g
材質 ステンレス 他
接続部 510スレッド
デッキ部 2ポストデッキ
ビルドタイプ シングル前提
エアフロー ボトムエアフロー無段階調整
ドリップチップ 510規格
BF対応 あり
付属品 MTLプラグ、Oリング、予備ネジ、ノーマルポジティブピン、ミニレンチ、ミニドライバー


付属品一覧。RDAは付属品が少なくてスッキリしますね。

付属のノーマルポジピンは、オーセンではオプションパーツとして販売されています。

また、写真からは漏れていますが、後述するエアフローホールに取り付けるためのMTLプラグも付属しています。

外見


すっきりした外見と特徴的なエアフローコントロールリングが目を引く外観です。

トップとボトムはブラッシングされたような質感で、エアフローコントロールリングのみメッキ仕上げとなっています。

ミニサイズのドリップチップとトップキャップの傾斜が相まって、アレなナニかに見えない事も無いですね。無いですかね? ほら、ドリチを赤とかピンクにしたら、ほら、ね?

『femto』のレーザー刻印は薄め。クローンにありがちなレベルであり、オーセンとクローンを見分ける判断材料となる事でしょう。


反対側には楕円形のエアホール。エアフローコントロールリングを回転させる事でドローを調節可能です。

ホールのエッジが立っていないのは宜しいのですが、エアフローコントロールリングのメッキが肉眼で見ると結構残念な仕上がりになっています。


ドリップチップは他に類を見ない程のミニサイズ。咥えると、ほぼ確実にトップキャップの金属部分に唇が触れてしまいます。

ただ、内径の細さなどは良い感じに仕上がっており、適度に拡散したミストを吸引する事ができます。


底部には謎の模様とロゴマーク。もちろん、これらのレーザー刻印も残念な仕上がり。

ポジティブピンはデフォルトでBFピンが装着されていました。オーセンはオプションパーツで購入しないとBFピンしか入手できないそうなので、何が何でもBFで吸わせてやろうという意気込みが感じられます。

なお、ポジピンはデッキの固定も兼ねているため調節不可。一応、ハイブリッド接続でも使える程度には出っ張ってはいます。

バラしてみた


ドリップチップを取り外し。ドリチは逆さまに向けているのですが、ドリチの接続部と吸い口の部分がほぼ同じ外径であることから、そのミニサイズ感が伝わるかと思います。

当然、トップキャップの平面部も狭くなっているため、底面部が少しでも広くなっている510規格ドリチだと段差ができてしまいます。

この為、トップキャップとの熱々キッスを避けたい人はドリップチップの交換を考えることでしょうが、見た目を気にすると選択肢が非常に狭まってしまう事には注意が必要です。


トップキャップを取り外し。なんと、このトップキャップはネジ式で固定されています。

最近ですとNIXON等が同様の構造になっていますが、あちらが逆ネジ式であるのに対し、こちらは正ネジ式となっている為、トップキャップを回したつもりがアトマイザーごとクルクル回る、なんて事も起こります。

トップキャップの裏側は非常に綺麗なドーム型になっており、リキッドの結露が溜まりにくい構造です。


エアフローコントロールリングを外すとシリアル番号(偽)がお目見え。もちろん、このレーザー刻印も(以下略)

エアフローコントロールリングは切り欠きなどが存在しない為、360°どこまでもクルクルと回転します。


デッキ部。クローンにしては綺麗な切削精度であると言えます。

写真で見て右上がネガティブポスト、左下がポジティブポストとなっています。ポジティブの外側にある切り欠きは、ネガティブと接触しないように設けられたものであり、特に何かと噛み合うことはありません。

中央の大きな穴はエアフローホール。その両脇、樹脂製のパーツに開いた2つの穴がリキッドホールです。


デッキ部を更にバラします。ちょっと分かりにくいですが、エアーは写真左のデッキ部の横穴から樹脂製パーツに入りボトムエアフローに、リキッドは写真右の金属パーツ中央から左右に分かれて樹脂製パーツのリキッドホールに、それぞれ導かれているようです。

このような多層構造は、例えばAMMIT MTL RDAでも採用されていましたが、あちらよりもシンプルかつ無駄のない構造となっています。

ビルドしてみた


付属品のMTLプラグを装着し、ドローを絞ってみます。

プラグの内径は約1.5mm。接続部はスッポ抜けないように工夫されています。


Ni80/28G/2.5mm径/8Lap(1.05Ω)

最近よく使うニクロムの単線でビルド。巻き数の割に抵抗値の上昇が抑えられ、更にはビルドしやすく立ち上がりも良いのでお気に入り。

デッキは単純な2ポストタイプなのでビルド難易度は高くありませんが、フラットクラプトンなどの幅広コイルはビルドし難いかと思われます。


コットンは特に迷う事なくフツーに。一応、リキッドホールは塞がないように努力したつもりですが、あまり意味は無いでしょう。

ジュースウェルの容量はそこまで多くありませんので、コットンレッグをモッサリ詰め込みすぎると、ジュルってしまう確率が上がりそうです。


Recurve Squonk Modに載せてみました。リキッドは紅茶フレーバーのTHE ROCKです。

吸ってみた

フツーに美味しい。

実にフツー。ボトムエアフローだから美味いとか言いたいのに、フツー。平凡。地味。反応に困る。

ビルドがマッチしていないのかな? とも考えましたが、AMMIT MTL RDAやGalaxies RDAなどでも使用しているビルドなので大きくは間違っていない筈なんですが。

ちなみに、エアホールがでっかいので、全開だとMTLプラグ付けててもスッカスカ。針の穴ぐらい絞ってようやく激重ドローが味わえます。

また、トップキャップのネジ構造は、コットンの乾き具合を見るときに邪魔臭く感じる事もしばしば。正ネジ式なのでアトマイザーが外れそうになるのも頂けません。

総評


フツーに美味いです。構造的に、そりゃ不味くはならないよね、って構造なので、大外れはしません。

しかし、このクローン品よりもマスプロオーセンのGalaxies RDAの方が格段に美味く感じられるのは確か。あっちはサイドエアフローでドロー調整も簡単なんですよねぇ。

ちなみに、今回のような単線高抵抗ビルドであれば、トップキャップはそこまで熱を持ちません。パラレルスペースドコイルなんかだとマッハで唇が火傷するかと思いますが。

あくまでもクローンの使用感ですが、細かい取り扱いが残念なものの、デザイン性は良好で所有欲は十分満たされるのでは無いかと思います。

デザイン性の良いハイエンドアトマイザーをお探しの方は是非どうぞ。勿論、購入はオーセンティックをお勧めします。

ではでは。