【ADVKEN】Manta RTA
ども、トヲマス(@vaperthomas)です。
今回の記事はこちら。
Manta(マンタ)RTA レビュー
バブルグラスタンクのフォルムが特徴的な、デュアルビルドRTA。飲むようにリキッドを消費してウマいミストを煙突さながらに吐き出せる良マスプロ品です。
お値段は、海外で$27〜40、国内でも$4,000前後。Amazonでも購入可能なので入手性は良好です。
こいつはリキッドが漏れやすく、少々扱いが難しいアトマイザーなのですが、大量のリキッドを保持できる上に爆煙可能と、デメリットを差し引いても持ってて損は無い代物かと思います。
では見ていきましょう。
詳細
Manta RTA
メーカー:ADVKEN
全高 | 35mm(ドリチ、接続部除く) |
---|---|
外径 | 24mm(バブルグラス装着時27mm) |
重量 | 約45g |
タンク容量 | 3.5/5ml |
材質 | ステンレス、ガラス |
接続部 | 510スレッド |
デッキ部 | 2ポール4ホールデッキ |
ビルドタイプ | デュアル前提 |
エアフロー | ボトムエアフロー無段階調整 |
ドリップチップ | 810規格 |
付属品 | 3.5mmスペアタンク、Oリング、イモネジ、ミニレンチ、クリーニングクロス |
スペアパーツ一覧。Oリングが山ほど写っていますが、これは後述する樹脂タンクに付属してきた物も混じっているためです。
タンクチューブはバブルグラス型(5ml)とストレート型(3.5ml)の2種類が付属します。
バラす
ちなみに、ドリップチップに存在する黒いラインは、ペイントではなく金属パーツを組み合わせて表現しています。
トップフィル対応。キャップの幾何学的デザインが滑り止めの役割を果たしてくれる為、容易に取り外し可能。
タンク部のみ分離させる事ができるので、リキッドを保持したままデッキにアクセスが可能です。
タンクチューブはOリングで固定されているだけなのですが、リキッドを入れたままタンク部を外しても、漏れたりする事はありませんでした。
ビルドしてみる
カンタルクラプトン/26-32G/3mm径/7Lap(0.55Ω)
爆煙仕様でビルドしてみました。クラプトンのデュアルなので、そこそこのワッテージでないと立ち上がりは期待出来ません。
コットンレッグは少しだけ梳いてやります。コットンホールがやや大きめなので、コイル径2.5mm以下でビルドする際は、スカスカにならないよう注意が必要です。
タンクパーツは別売りの樹脂タンクに換装しました。この別売りパーツは、見かけたら是非とも同時購入して頂きたい代物です。
リキッドのチャージについてですが、こいつは素直にトップフィルするとダバダバとエアホールから漏れ出してくるので、タンク部にボトムフィルの要領でチャージしてやる事をお勧めします。
ユニコーンボトルでもボトムフィルは可能ですが、出来ればニードルボトルを用意した方が良いと思います。
リキッドはHiLIQの抹茶クリーム。MODはSMOANTのCharonを選択しました。
クラプトンデュアルなので、50Wほどの出力に設定します。
吸ってみる
煙すごっ。
まさに爆煙機。ちょっとビックリするぐらいのミスト量です。また、RTAの割にダイレクト気味な味の出方で、ミスト温度も高めに感じます。
エアホールの精度も申し分なく、しっかりとエアー量をコントロール可能。ただ、爆煙吐くときは基本的に全開なので、恩恵は少ないかもしれません。
なお、ミスト量に比例してリキッドの消費も物凄いレベルでした。漏れてんのかってぐらいの速さでリキッドが減っていきます。
総評
ビルドにもよりますが、爆煙吐く為のRTAとして割り切った使い方が出来るのは好印象。また、高いリキッド消費性能を利用して、余ったリキッドの消化にも威力を発揮する事が出来るでしょう。
ちなみに、入手可能であれば別売りの樹脂タンクパーツも併せて購入した方が良いでしょう。バブルグラス型チューブはMODからハミ出る可能性が高く、MODを倒してしまった時に割れてしまうおそれがあります。
惜しむらくは、 トップフィルでほぼ確実にリキッドが漏れる事。漏れないようにコットンレッグをギチギチに詰めれば当然ドライヒットの原因となりますので、ボトムフィルでリキッド漏れを防止する必要があります。
リキッド消費を気にせず、さりとてRDAで爆煙吐くのが面倒だと感じる方は是非どうぞ。
ではでは。