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【Sigelei】Vcigo Moon Box


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ども、トヲマス(@vaperthomas)です。
今回の記事はこちら。


Vcigo Moon Box(ムーンボックス)レビュー

出力が最低でも50Wから、最大出力は200Wという『高出力 or 超高出力』な爆煙向きVW MOD。構造的に50W以下は出ませんので、MTL好きな人には絶対に向きません。

お値段は海外通販で$25〜35と低価格な部類。国内での販売は確認できませんでした。

このMODの特徴は、その軽さとチープな見た目。100円均一で売ってそうな質感のカンヅメ感は、このMODならではのものです。

では、見ていきましょう。

詳細

Vcigo Moon Box
メーカー:Sigelei

縦・横・奥行 94×55×28mm
重量 約76g(バッテリー除く)
材質 スチール、PC・ABS樹脂
接続部 510スレッド
接続形式 スプリング式コンタクト
スイッチ サイドスイッチ
ロック機構 有り
電源 18650バッテリー×2
付属品 USBケーブル、取扱説明書
安全機能 バッテリー逆挿し感知、低電圧感知、低抵抗感知(0.1Ω以下)

サイズに比して重量が非常に軽くなっています。また、付属品には充電用ケーブルが付属します。

外見


アトマイザーが付いていない状態だと、完全に何かのケースにしか見えませんね。サイドパネルのデザインは裏表共に共通しています。


接続部とは反対の側面に操作スイッチ等が集約されています。

上から、ステータスLED、パフボタン、ワッテージ変更ダイヤル、バッテリーLED、マイクロUSBコネクタとなっています。

ダイヤルで出力を変更するタイプのVV/VW MODには充電用のUSBコネクタが存在しないことが多々あるのですが、Moon Boxにはしっかりと搭載されています。


接続部は510スレッド、スプリングコンタクト式なので大概のアトマイザーは搭載可能です。


反対側面と下面は、特に何も存在していませんでした。

バラしてみた


サイドパネルをパッカンと開けると、バッテリースペースがお目見えします。バッテリーの格納方向がしっかりと表示されているので、迷うことはありません。

このサイドパネルですが、スティール製の蓋がハマっているだけなので、開ける時は本当に『パッカン』と音がします。もちろん、閉める時は『パックン』です。手に取る機会があれば、是非ともお試しください。


なお、サイドパネルは両方とも取り外せますが、バッテリー取り外し用のリボンも存在するので、普段は片方開けるだけで十分です。

組んでみた


バッテリーを指定方向に格納します。バッテリー取り外し用のリボンがえらく長いので、折り畳むか、いっそのこと切ってしまってもいいかもしれません。


サイドパネルをはめ込みます。マグネット式などではないので、取り付け・取り外しには、そこそこの力を加える必要があります。

ちなみに、バッテリー込みの重量は約170gになりました。参考までに、SMOANTのCharonなどはバッテリー込みで約290g。手持ちのデュアルバッテリーMODの中では抜群に軽量です。


アトマイザーはADVKENのManta RTAを選択。5mlのタンク容量とデュアルビルドデッキを備える爆煙向けRTAです。

カンタルA1の26G、抵抗値は0.45Ωでビルドしました。


Manta RTAは24mm径のアトマイザーです。本体の幅からして26mmまでは搭載できそうですが、パネルの角を考慮すると、24mmがピッタリフィットする限界となるでしょう。

リキッドはHumble JuiceのHop Scotchをチョイス。高ワッテージの爆煙で焚くと美味しいリキッドです。

使ってみた


パワーのON/OFFはパフボタン5回。ボタン上部のLEDが青色で点滅します。

パフボタンは周囲の突起と面一なので誤クリックは抑えられそうです。クリック感は適度にあり、反応も悪くありません。


ワッテージの変更はダイヤル式。突起があるわけでもないので操作性は良くありませんが、うっかり出力が上がってしまう事も無いでしょう。50W、100W、150W、200Wの表示があり、矢印を合わせることで大体そのぐらいの出力になります。

プラスマイナス10%ぐらいの誤差があるらしいので、目安程度に考えておいた方が良さそうです。とりあえず60Wぐらいで設定して吸ってみます。


めっちゃイイ。

え、なにこれ。値段とチープな感じに似合わず、中々の反応速度で安定した出力が感じられます。

その形状から握った際のフィット感はエルゴノミクスデザイン採用MOD等に劣りますが、非常に軽量なので気にならないレベルではあります。

総評


ワッテージオンリーかつ最低出力50Wというピーキーな性能、他の追随を許さない独特の見た目とは違い、手軽に爆煙が楽しめる良マスプロ品。

多機能で重厚なハイエンドMODに疲れた時に手に取ると、その軽量さも相まって、とても手に馴染んでくれる事でしょう。

唯一の懸念は、スティール製の蓋をはめ込んであるサイドパネルが、落下などにより変形した場合、はめ込む事が出来なくなるのでは無いかという点。自分で整形してやる事も出来そうですが、扱いには注意が必要かもしれません。

抵抗値等の基本的な機能がザックリ削られているので、これをデュアルバッテリー入門機に位置付ける事は出来ませんが、手軽に扱えて本体充電も可能と、サブ機としてはかなり優秀なので、検討されてみても良いのではないでしょうか。

ではでは。