【HELLVAPE】Dead Rabbit RDA
ども、トヲマス(@vaperthomas)です。
今回の記事はこちら。
発売当初から『安い、漏れない、味が出る』と評判で、BFピンにも対応している事からスコンカー にも載せている人も多い良マスプロRDAです。
お値段は海外で$20〜30、国内でも¥4,000程で購入可能となっており、コスパと入手性はかなり良好。
私は極端に激重MTL派になる時期と爆煙DL派になる時期が交互にやって来るのですが、コイツは爆煙期のベストチョイスになっています。
特に、その構造から適当にドバドバとリキッドチャージしてもジュルジュルしない、漏れない特徴は、RDAのリキチャが苦手な私にとっての福音となる存在でした。
では、見ていきましょう。
詳細
Dead Rabbit RDA
メーカー:HELLVAPE
全高 | 25mm(ドリチ・接続部除く) |
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外径 | 24mm |
重量 | 約43g |
材質 | ステンレス |
接続部 | 510スレッド |
デッキ部 | 4ポストデッキ |
ビルドタイプ | シングル・デュアル対応 |
エアフロー | トップエアフロー無段階調整 |
ドリップチップ | 810規格(510変換有) |
付属品 | 810ドリップチップ、Oリング、イモネジ、510ドリチ変換アダプタ、BFピン、ミニレンチ×2 |
付属品はこんな感じ。初期イモネジ用のマイナスドライバーが付属していませんが、大きなマイナスポイントでは無いかと思われます。
ミニレンチが大小2つあるのは、BFピン用と予備イモネジ用。予備イモネジは、何故か六角穴タイプとなっています。
ドリップチップは2種類が付属。ストレートタイプ、逆テーパータイプと内側の処理に若干の差がありますが、どちらかと言えばカラーで選ぶ用でしょうか。
外見
特徴的な『死んでる兎』のロゴマークが目を引きます。実は、このロゴマークがどうにもダサく感じてしまっていたので、このアトマイザーを購入したのは結構最近だったりします。
上部のローレット加工はエアフロー調整時に力を発揮。この加工があるお陰でストレス無く調整が可能です。
エアフローホールは側面上端付近に、対角線上に2つ開いています。Hastur RDAの様な、内部で吹き出し口の高さが変化するサイドフロータイプでは無く、上から斜めに吹き降ろすトップエアフロータイプ。
この構造により、大量にリキッドチャージしてしまってもエアホールからお漏らしする事がありません。テキトーにドバドバーっとやっても安心なのは大変助かります。
底面は特に特徴はありません。ポジティブピンはしっかりと出ている方なので、ハイブリッド接続でも使用は可能でしょう。
付属のBFピンは六角穴タイプ。穴はそこそこ大きいので供給能力は良好です。
バラす
ドリップチップは810規格。一般的な規格なので、自分好みの口当たりを選ぶ事が容易です。
トップキャップは分割式となっており、それぞれの噛み合わせでエアフローホールを絞る構造。インナー側ホールにある傾斜で吹き込み角度が下方へと導かれていきます。
インナー側のホールはT字方向に3箇所開いているため、シングルビルド用に1箇所のみ開く事が出来ます。
トップキャップを全て外すとデッキがお目見え。特徴的な4ポストデッキで、上からコイルレッグを差し込むタイプ。
ジュースウェルが小さい様に見えますが、エアフローホールとデッキ底部の空間全てにリキッドが保持できる為、見た目よりも遥かに多くのリキッドチャージが可能です。
コイルの固定にはマイナスドライバーを使用します。何故か付属品にマイナスドライバーが含まれておりませんので、これは別途用意が必要です。
ポスト部のコイル穴は上下に貫通していますが、デッキ底部とのスペースが短い為、コイルレッグを貫通させて調整するには向きません。
デッキ部を横から見ると、兎の耳に見えなくもありません。ポスト部の都合から、コイルの設置位置は必然的に高めとなる仕様です。
ビルドしてみる
カンタルA1/26G/2.5mm径/7.5Lap(0.47Ω)
シングルビルドも可能ですが、『ミスト量=ウマさ』を体現する為に、デュアルで組んでいきます。
コイルレッグ長をある程度切って調整しておく必要はあるものの、ビルドはかなり簡単です。
コットンはデッキ底部の凹みに触れさせる様、ダラーっと垂らします。
コットンピックで更にホゲホゲのフワフワにしても良いんですが、あんまり変化が無い上にイガったので、特に工夫は致しません。
円筒状のキャップを嵌めて、ドバーッとリキチャ。コイルより下の空間全てがジュースウェルとなるので、安心してチャージ出来ます。
MODにはSMOANTのCharon、リキッドはJAM MONSTERのストロベリーをチョイス。35WのVWモードで。
吸ってみる
コイルが吸い口に近い為か、温度高めのミストがダイレクトにドバドバと流れ込んできます。ウマイ。あと、かなりの爆煙です。
トップエアフローの影響ですが、そう言えばミストが粗いかな?と感じる程度。下手なサイドフローなんかよりも味は出ています。
唯一のマイナス点はスピットバック。吸い口直下にコイルが並んでいる為、ハジけ具合とヤケド具合がエゲツない事になります。出力とリキッドの質は慎重に見極める必要があるでしょう。
総評
多くの人が選ぶだけあって、価格に見合わない高性能アトマイザー。シングルバッテリーでも運用は可能でしょうが、個人的にはデュアルバッテリーMODで余裕ある出力を確保したいと感じました。
スコンカーにも搭載可能ですが、『漏れない・リキッド保持量が多い』と、リキッドチャージに伴うストレスを軽減する特徴がありますので、ドリッパーとしての運用もオススメできます。
平凡なビルドでも味が出て、ビルド難易度も高くなく、しかも使い勝手も良いので、初心者のビルドデビューにもオススメ。総じて、買って損は無いかと思われます。
ではでは。
関連製品
今回レビューしたアトマイザーを22mmにダウンサイジングしたバージョンも存在します。こちらはシングルビルド前提ですが、重めのドローに対応するなど、同じくオススメのアトマイザーです。
また、後継機とも言うべき製品も存在します。24mm径で様々な改良が加えられているお勧め製品です。