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【RIPE VAPES】VCT (Vanilla-Custard-Tobacco)


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ども、トヲマスです。
今回の記事はこちら。


VCT (Vanilla-Custard-Tobacco) レビュー

バニラ・カスタード・タバコ。 VCT。
ここ最近、寒くなってきたのもあって、こればっかり吸ってます。

高抵抗に組んだタンクでチュピチュパァするのがイイんですよ。

こいつのレビューは、Google先生に尋ねれば星の数ほどヒットします。正直言って今さらドマイナーなブログが紹介する必要ないぐらい有名なリキッドですね。

しかし、マイフェイバリットリキッドである VCTを外してリキッドの記事は書けないでしょう。

最近お気にの焚き方も含めて、今回は濃厚な記事にしてみたいと思います。

唐突ですが、物事を必要か否かで判断する人が嫌いです。
自分の主観による判断を、あたかも絶対真理であるかのように話す人は教祖でも始めればいいと思います。

したい、やりたいといった欲求は誰にも止められないんですよ!

だから、うん、ブログ書くね。
リビドー万歳!

詳細

VCT
メーカー:RIPE VAPES

容量 60ml
VG/PG 不明
フレーバー バニラ、カスタード、タバコ

リキッドは詳しく書くことあんま無いね。
仕方ないね。吸ってナンボだからね。

外見


手元にあるのは60mlビン。

他に30mlと120mlのバリエーションが展開中

色は黄色にも見えるほど薄い茶色で、スティープが進むとウィスキーのような色に変化していきます。


蓋はチャイルドプルーフ機能付き。スポイト付属なので、このままリキッドチャージも可能です。

でも10mlのユニコーンボトルより先っちょが太めなので、チャージホールの小さいタンク系アトマイザーは厳しいかもしれません。


ラベルにはロットナンバーなどの情報が記載

異状があった場合のやり取りに役立つでしょう。他国語でのやり取りが出来ればですが。


粘度は高くも低くも無い微妙なライン。

VG80のリキッドよりはサラサラなので休み無くチェーンしない限りは供給不足になる事はなさげ。

嗅いでみる


匂いはバニラ100%。カスタードどこいった?タバコ?何言ってんの? ってレベルです。

相当甘い香りなので甘いものが苦手な人の近くで吸うのが憚られます。

味見してみる

直で舌に一滴ドロップ。

甘っま!

バニラの香りがガツゥーンと舌に拡がります。

同時に感じるのは苦味。リキュール類の様な苦味です。

舐めた後に鼻から息を吐くとフンワリと香水っぽい香り。防虫剤にも似た香りで、苦手な人は苦手かも。飲むわけじゃ無いからいいんですがね。

吸ってみる


✳︎テスト環境詳細✳︎
アトマ:Doggystyle 2K16 RTA(クローン)
MOD: iStick Pico 75W
ビルド:SS316L 2.5mm径 8巻 0.88Ω

普段使っている環境ほぼそのまま。違うのはメカMODに載せるかどうかぐらいです。

フレーバーチェイス系のアトマをメカに載せるのは味音痴を露呈するようで赤面至極なのですが、好きなMODで吸うのが一番美味しいから仕方ないですね。

10W

最初の2口程はバニラ中心の香り。その後は薄めの煙臭さにも似た香りが漂います。

低出力のため煙量は少なめ。ギリギリ直肺ぐらいのエアフローで味を出し、口から漏れ出すようにして顔の周りに煙を漂わせるのがいいでしょう。

無風の室内で燻らせるのには適していますが、屋外では煙が吹き散らされてしまうため不向き。

15W

10Wよりも甘さが強くなります。煙っぽさは変わらず。

煙っぽさをナッツ感と表現する方も居られますが、ナッツよりは茶葉を燻した香りが近いと思います。

10Wも同様でしたが、後味はスッと消えるので、チェーンしやすい味と言えます。

20W

甘さが更に強くなりました。同時に煙っぽさも強めに感じます。

全体がバランスよく感じられるようになり、まとまった印象を受けました。

複雑な味わいのリキッドであるため、吸う時に舌を口内でクルクルと回してミストを満遍なく当てるようにすると、味の解像度が高まります。お試しあれ。

25W

甘さが少し薄まります。煙っぽさは強めになってきました。
ただ、リキッドのスピットバックなのか、舌に甘みが残るような。

ずっとチェーンを続けると甘さが飽和しそうな雰囲気が感じられます。

30W

美味しいタバコっぽさと言える味がします。

これ以上の出力で吸うと甘さが死んでいくばかりだったのでテスト終了。

総評


18350メカMODに乗せたDoggystyle RTAに入れて、高抵抗でゆっくり吸うのが最近のお気に入りです。

バニラは微かに香る程度、ゆったりと味わうとまさにバニラカスタードタバコ。

ジューシーなミストとは違う味わいがあると思い込んでいます。

結論として、バニラカスタード感を味わいたい時は20W〜30W。甘さが苦手な人は15Wぐらいを目安に吸うのが良いのではないでしょうか。

この香りをタバコと感じるかどうかは人によりますが、元喫煙者からすると「超美味くて健康的なバニラ風味のマイセン(薄味)」といった感じ。伝われこのイメェジ。

ちなみに、スティープせずに吸うとお婆ちゃんの香水みたいな香りが口一杯に拡がるのでおすすめしません。到着後にすぐ吸って後悔した。なんだあの味。

せめて1週間ぐらいは瓶を振って蓋を開けて、を1日1回以上繰り返すのがいいでしょう。

人によっては1〜2ヶ月ぐらいのスティープが必要と言う人もいます。


なお、律儀にスティープするのが面倒な人はジュースホールが大きめのRTAアトマイザーで吸いましょう。吸っている内に加熱と空気への暴露によりスティープが急速に進み、色と味が変化します。

写真は1日吸った後のものですが、元の色よりもかなり濃い色合いになりました。

多くの人が常飲リキッドとしている理由は、クセの無い複雑な味わいにあると感じられるリキッドです。

複雑な味わいのリキッドに手を伸ばす際のファーストリキッドとして。また、ゆっくり味に集中する際のご褒美リキッドとしても。

バニラカスタードに抵抗が無いのであれば、取り敢えず一度は試す事をお勧めします。

ではでは。