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【偽】SMPL MOD 18650


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ども、トヲマスです。
記念すべきブログ一発目の記事はこちら。


SMPL(シンプル)MOD クローン レビュー

その名の通り、超絶シンプルな構造とミニマルなデザインが特徴のSMPL Mod……の、クローンです。

Q:えらく古いModですね?
A:貧乏人が手持ちを細々と紹介していくブログなんで許して下さい。

vapeのメカニカルModは、突き詰めて言えばバッテリーのプラス・マイナスを繋げる回路なので、接点が少ないほど通電性は向上します。

従って、ハイブリッド接続かつ極少パーツ構造のSMPL Modは、理論的にはかなり立ち上がりが良くなるはずです。

その恩恵は、クローンにも受け継がれているのでしょうか。

では、見ていきましょう。

*警告✳︎
メカニカルかつハイブリッド接続のMODです。

  • MODが短絡を起こす原因
  • 極端な低抵抗がバッテリーに与える影響
  • 危険なアトマイザーの見分け方

などが分からない方が安易に使用した場合、バッテリーの爆発を含む重大な事故に繋がる恐れがあります。
必ず色々と勉強してから楽しみましょう。
*注意✳︎
クローン品の記事です。
この記事は自身が入手した製品個体のみに言及するものであって、他の個体の品質を保証するものではありません。
製品の不良などにより、万が一、事故などが発生した場合においても、当方及びクローンメーカー、販売元で責任を負う事は出来ません。
また、この記事及び当ブログにはクローン品の購入・使用を推奨する意図は有りません。
上記をご理解頂いた上での閲読をお願い致します。

詳細

SMPL MOD
オリジナルメーカー:Epic Design Studios

全長 78mm
外径 22mm
重量 77g(バッテリー除く)
材質 ステンレス、真鍮
接続部 510スレッド
接続形式 ハイブリッド接続
スイッチ ボトムスイッチ、スプリング式
ロック機構 無し
電源 18650バッテリー
付属品 なし

すでに自分で使い倒した物なんで、開封とかは省略。

メカニカルModにはありがちな事ですが、付属品は一切ありません。こんな所でもSMPLなんて、徹底してますね。

外見


SMPL(シンプル)MODと名付けるだけあって、外見は金属の筒そのものです。何も知らない人がオリジナルの値段知ったら、腰抜かすか正気を疑われるレベルですね。

接続部


アトマイザーの接続はハイブリッド接続なのでコンタクトピン出てないアトマイザーは使用禁止。


接続面は真っ平らな一体成型。ここだけ外れたりしないので通電性は向上しているのかもしれませんが、ポジティブピンの具合を確認する事が出来ないので慎重になる必要があります。

なお、クローン品の場合、落としたら分離したってコメントを見たので要注意です。

使用中に変な発熱とか亀裂があったら、即座にゴミ箱へ叩き込む方がいいでしょう。

トップ部分にはベントホール無し。ついでにボトム吸気式アトマイザーの為の溝なんかも有りません。


接続部の裏は、バッテリーのポジティブが接触しないように凹んでいます。なので、アトマイザー付けずにファイアスイッチ押してもショートしない……と思います。たぶん。怖いから試してません。

YouTubeに上がってる素人レビュワーさんなんかはバッテリー入れたままスイッチ連打してるんですが、真似しない方が身のためでしょう。

見ての通り一切の絶縁加工が無いので、バッテリーの被覆破れには慎重になる必要があります。

アトマイザー接続方向
    ↓↓
┏━━┓ ┏━━┓
┃ ┏┛ ┗┓ ┃
┃┏┛   ┗┓┃
    ↑↑
バッテリー挿入方向

頑張って罫線で表して見たけど、何が何だか。

スイッチ


ボトムスイッチはロック機構なしの真鍮製。本体内部に切られたスレッドでボタン本体をねじ込むタイプです。

特に引っかかりも無く、ストレス無く回せる程度の加工精度はあるようです。


ねじ込むと本体とツライチか少し奥まるので、平面に立てて置いてもミスファイアはしません。

バッテリーの微妙な長短は機構で吸収されます。このあたりは(オリジナルの構造と同じなので)優秀ですね。


裏面に絶縁体などは無いので、バッテリーの被覆には要注意。完全にバラすにはスナップリングプライヤーが必要です。


スナップリングを外して分解するとこんな感じ。

内部機構はオリジナルと大差ありませんが、工作精度が悪いのでカチャついたりひっかかったりします。たまにスイッチが押し込まれたまま戻らなかったりもするので注意しましょう。

ベントホールは6つ開いています。


内部スプリング。このスプリングも曲者で、スイッチが斜めに押される原因となっています。

デフォルトのままだとまともに押せないレベルでした。

組んでみる


バッテリーのポジティブが本体内部に触れないよう、まずはアトマイザーを接続。


バッテリーはフラットヘッドの18650を使用。ポジティブを先に入れます。


スイッチをねじ込みます。

いかにも「コインを差し込んで回してくれよナ!」って感じの溝があるので、コインで締めますが、締めすぎるとバッテリーのポジティブが凹んでショートするので、あまり強くしない方がいいでしょう。


SMPL MODは本体側の調整箇所がスイッチの締め込み具合しかないシンプル設計なので、取り扱いは馬鹿みたいに楽です。逆に他の MODが面倒で使えなくなるまであるレベルでした。


本体のヘアライン加工は良くも無く悪くも無し。

載せたハダリー(クローン)の表面がアレなので良く見える程度でしょうか。


わかりにくいでしょうが、この写真はヌルテカに磨いてあります。

クローンだと手を加えるのに躊躇する必要が無くていいですね。本体の微妙なヘアライン加工なぞはポリッシュ加工すればいいのです。現在のメインMODはこの組み合わせで使っています。

ちなみに立ち上がりですが、ストレス無く普通に立ち上がります。18650×1本使用のメカ MODとしては、実に普通の立ち上がり。むしろ凝った構造でボルテージドロップしまくりのオーセンティックより使いやすく感じるレベル。

クローンには、通電しなかったり変な所が発熱したりする事もありますので、コイツはかなり優秀な部類と言えるのではないでしょうか。

総評


残念ながら、スイッチが超ダメダメ。これに尽きます。

まともに通電しないとかならともかく、スイッチが通電しっぱなしになるのは危険すぎます。


ただし、こちらのマグネットタイプのスイッチが採用されたSMPL MODクローンは、まだマシなようです。

ちなみに、V2と名前に入ったSMPL MODはスイッチの構造が大きく異なる為、スイッチとチューブの互換性は有りません。お気をつけなすって。

シンプルな構造ゆえに破損する箇所も少なく、問題を発見するのも容易なので優秀な構造をしていると感じられました。

購入は当然、オーセンティックをお勧めします。22mm径のメカニカルチューブModのゴールとしては、十分なポテンシャルがあるのではないでしょうか。

ではまた。

関連製品

今回の使用アトマイザー。22mm径でシンプルな見た目。ミニマルデザインのMODに合わせやすく、性能も優秀です。